とんなんしゃーぺい見聞録

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疑問をもつこと

暑い7月を乗り切った小僧です、こんばんは


 いや~長い! 今年の夏は暑い日が長く続きそうですね。7月から猛暑が続きばて気味なうえに今はお盆の直前、朝から夕方までびっちりお経回りでお檀家さんのお宅を歩いて回っております。剃髪にしてからは麦わら帽子なんぞをかぶって外を歩いております。衣姿には意外と?似合う気がしますね。


さてお山の勤務が始まってちょうど1年が過ぎました。前回の10年前と違い体力の衰えやら無駄に屁理屈をこねるようになったりと退化したのか、成長したのかもしくはずる賢くなったのか、、、。いずれにしても20代前半のバリバリ若い勢いのある人たちとの仕事はなんとなく自分も若返ったような気にさせて頂いております。また同年、先輩からはたくさん助けて頂きながら、いっぱい刺激をうけて充実した山務生活を送っております。



そんな中で、あ~これは大事だなと感じたことがひとつ。


「当たり前を疑う」


ということに最近気づかせて頂きました。前述したように私は以前3年間の七面山のお勤めの経験があります。今回の仕事に対するスタンスというか、考え方のベースになっており、大きな経験として自信をもっております。が、しかし、今回はそれが時間の経過の中である種のスタンダートとなって本当は変化が必要なのに、気づかないという事態になっていたのです。回りくどい言いまわしでしたが、例えば、御朱印帳をお山で販売しております。デザインは10年前と変わっておりません。当時はそこまで御朱印ブームというか信仰で持つ人は当然おりましたが、色々集めたい!宗教的な目的よりも収集目的の人が少なかったように感じます。近年はテレビや雑誌で紹介されたり、寺ガールなどといった具合に気軽にお寺や神社にお参りして御朱印を集める方が増えたように感じます。お山も当然然りで、実に多くの方が御朱印くださ~いと声をかけてくださるようになりました。そこで無地の御朱印帳よりオリジナルの帳面を作ってもいいのではと、なぜ今まで気づかなかったのか。ふとお山にお参りされる方がぽろっと発したその一言、「なにか七面山オリジナルがあってもいいのでは?」という疑問から新しいものを作ろう!という動きが生まれました。



何かを変革する、もちろん改良するには、このやり方でいいのか?と疑ってみることが大切なんだと思い知らされました。日常の様々な業務も、効率化ばかりが叫ばれるのではなく、ウィンウィンの関係、つまり相手もいいけど自分もいい、そんな形で意識もって業務にあたれればなあと感じたしだいです。




試行錯誤、まさにこれが今の私には大切なことかと思い忘備録的な意味も含めてブログのネタにいたしました。






今月の一句


青田風 とおき山まで 駆け抜けて



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歴史はくりかえす?

まだ梅雨は明けてませんが、いったいいつ雨が降ったのやら? 小僧です。



 ご近所さんでは雨が少なすぎて畑の野菜や田んぼの水の管理に今年は相当四苦八苦されていると聞きました。昔は雨ごいの御祈祷などと農業中心の生活であった大昔はあったようですが、最近ではちょうどいいくらいに、ゲリラ豪雨にならず、2,3日でぱっとあがる雨が降る御祈祷!などと妄想したりしますが、あくまで人間中心の考え方ですよね。大きな大自然のサイクルが何かおかしなことになってきている象徴的な出来事なのでしょうか。


九州ではとんでもない雨量が計測され30人以上の方が尊い命を落とされたようです。山崩れや川の氾濫など大自然の猛威に見舞われ続けています。速やかな復興を祈るところですが、まずは生活が日常に戻れることが先決です。普段の何気ない日常がどれほどありがたいことか、ニュースを聞くたびに心が痛み、また身につまされる感があります。



お山の方も繁忙期になってきて、色々な方々がお参りにやってこられます。そんな中でちょっぴりうれしいのが気温。先週の朝の気温がだいたい15度くらい、少し肌着一枚では涼しいですが寝起きの快適さは家とはくらべようもありませんね。夜でも湿気むんむんの我が家では本当に夏の間はずっとお山にいたいくらいの気温差です。そんな中事件は起こりました。



rai injured




まだ2歳前なのに愛車はベンツです。普段は軽自動車ラブなので、とにかく怖がって乗りません。今からぶつけることを心配しているかのような親思いの一面もあるのです。でもある日お寺の門前の下り坂を突然走りました。静止をものともせず走ること数メートル、ちょっとした段差から飛び出してしまい負傷。なんと右目の上をぱっくりと切ってしまいました。すぐさま身延山病院に向かい3針縫う大けがをしました。事故当時私はお山に下りましたので後からこのことを聞きましたが、内心心配で穏やかはいられませんでした。結果今日抜糸に至るまで順調に回復し、何か問題もなさそうです。いやひとつあるとすれば傷がのこるかもしれないとのこと。



実は家内も小さい時におでこを負傷して傷があり、いまだに前髪で隠れてはいるけど、傷跡は消えていません。私も脱腸で入院した帰りのラーメン屋で走り回っていたら転んで玄関先のドアガラスに顎からつっこみ再度病院に担ぎ込まれ3針縫うケガをしました。いまだにあごの一部にはヒゲも生えないほどくっきり傷が残っています。そんな両親の真似をしてしまったのか、因縁なのか息子もおでこに傷を残すことになりそうです。傷を見て父がぼそっと、映画俳優の市川〇〇も額に傷があったそうだ。



歴史は繰り返す? いや怪我とか病気は真似しないでいいから!! と抜糸をしてきた笑顔の息子を抱きしめました。































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共通項

お山の朝はまた一けたになりました、小僧です。



 夏至に向かって早起き単身赴任生活中の小僧です。お山は6月というのに朝9度とか、一けたの日が続いています。日中は少し気温も上がりますが、それでも着るものにちょっと気を使います。そして下におりてきて自坊との気温差で疲れがたまる日々が続いています。なんだか咳だけでる風邪も流行っているようで、職場やら家族の中でもゴホゴホしております。みなさんも変な?風邪におきをつけください。


さて前回の更新からも怒涛のスケジュールで生活している中で、「共通」ということについて考える機会がありました。私はこのブログでも書いているように海外での生活経験があります。その際には家族や友人はおらずまるっきり一人っきりからのスタートでした。そこでなんと同郷の人と巡り合うという驚きの経験をしたのです。考えてみればそこで仲良くなったのは海外という特殊な場所において、通常では知り合えない環境にあり、偶然のようなものが重なり出会った人が、たまたま同じ町の出身者ということでした。この共通項なしにはここまで仲良くならなかったかもしれません。人と人が仲良くなる時に、なんとなくこれで気心が知れたと思う瞬間があるのを経験したことはあると思います。初対面であれ、クラスメートであれ、または家族?であれ。なにかのきっかけで急に気持ちが接近する、恋愛感情ともちょっと違う親しい相手がみなさんもいらっしゃるでしょう。英語では仲良くなるという意味の言葉で「break the ice」(氷の壁をやぶる)という表現があります。まさにお互いの気持ちが雪解けして溶け合うようなものです。



この共通項は多ければ多いほど親密度が増すように思います。幼馴染やクラスメートなんていうのもそうですし、同じ趣味や職場の仲間なんていう出会いでも共通項が多い人がきっといるでしょう。共通項の多いもの、その最たるものが家族ではないでしょうか?同じ親、同じ兄弟、共通の先祖、そういった共通のつながりを持つ中で人は生活しているんだと思います。このつながりは「絆」とも表現できそうです。そして居心地のいい絆もあれば、俗にいう腐れ縁なんていう、ちょっと微妙な距離感がありつつもその人とのつながりはなかなか途切れない、そういった形もあるでしょう。




人生は無常、時にその絆は急に奪われるときがあります。その絆が切れる時、人は深い悲しみを負うことになります。恋人同士の別れもそうですし、だれかが亡くなることもそうでしょう、これは究極の別れになろうかと思います。今まで共有してきた気持ちや時間を継続維持できなくなります。呼べど答えず、叫べども応ぜず。死別はとてもとても辛い体験です。時間の長短、付き合いの濃淡は強い絆には関係がないかもしれません。久しぶりにあってもすぐ昔に戻れる、それこそが安らぎでありお互いが居心地いい関係、つながりはとても不思議です。




点と点はあくまで個別で独自の存在です。そこに絆という、つながりが点をつなげ線となります。また点は時につながり、時にはなれます。切れてしまったつながりはそう簡単には修復できません。ましてや死別となるともうつながることすらできません。だから喪失感となって悲しい気持ちが生まれるのかもしれません。人が点だとしたら、死別した点は今度はご先祖さまとなって新たに生まれ変わります。今までとは違った形でつながりが生まれます。それが回向供養であろうかと思います。先祖崇拝の念、感謝の念によって故人とのつながりが生まれます。亡くなったら無になるのではありません。新たな形での絆がそこにはあると信じています。



あなたとのつながりは時間的には短く5年ほどでした。しかし不思議なご縁を頂いてから新たなつながりが増えました。ぶつかることもありましたが、たくさんの笑顔と思いやりをもって接して頂きました。あなたの大切にしてきたものを、私もしっかりと大切にできるよう心掛けていきたいとおもいます。うまく表現できませんが、思いつくまま書き留めておきます。今までありがとうございました。


春陽院妙香日俊信女 平成29年5月31日命日


合掌

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日常雑感

ようやく冬物を卒業した小僧です、こんにちは


 小ネタになるような話題も多い毎日ですが、書かないため忘れてしまいます。やはりアナログ式にメモをとっていくことは非常に大事なようです。最近では仕事の電話や用事なども手帳にかき、また携帯のアラームを設定してリマインダー(思い出し)をして対応することが増えてきました。色々こなせていたように?思いますが、年齢を重ねてきたせいなのかおつむりが退化してきているせいか仕事のミスも増えているように思います。


それにしても携帯をスマホに変えてから日に何度となく画面を見てしまいます。特別だれかに連絡をとるとかメールを打つとかはないのですが、用件を探しにのぞき込んでいるような感覚があります。携帯もなかった時代に生きていたころは連絡がすぐつかなくても夜にもう一度、、、と気持ちや時間に余裕があったようにも思います。しかし今は電話しておかないと用件を伝えることを忘れたり、一度でつながらないと焦ってしまったりと、時間とスマホにせかされている生活にシフトしたようです。ストレス社会と言われて久しい昨今ですが、今後もこうしたテクノロジーありきの生活はますます加速していくのかもしれません。



家内の里帰りで東京まで見送りにいきました。ちょうど絵本なんかにも興味が出てきたり、どんどん知識を吸収してゆく子供たち。そんな彼らにもっと本をということで銀座にある、子供専用の絵本などがたくさんある本屋に立ち寄りました。普段山の中で生活しているのでコンクリートジャングルと人の多さにきょろきょろしている子供たち。なにか面白いものを探しているのかもしれません。そんな中で本屋に到着し、家内は静かな雰囲気の中でじっくりと一冊一冊手に取って吟味しています。一方で子供たちはというと本を手に取って静かに朗読のまねごとを、、、、なんていうことはなく押したりひっぱったりの喧嘩を始めるやら走り回ってマラソン大会になるやらて店員さんにも何度も注意されました。私は普段そこまでしっかりと怒ったりしないのですが、この時はしっかりと娘の腕をつかんで店外へと連れ出しました。彼女はなんで怒っているのか理解していたかわかりませんが、泣きながら抵抗していました。ママがいい、ママがいいと母親のもとに行きたがりますが、走り回りながら泣きじゃくる姿は当然本屋には戻れません。しっかりと彼女の眼を見ながら、ここはおうちではないので自分たちの思い通りに遊べないんだよと声をかけました。納得はしてません、なんで?という顔をしながら私の怒り顔を眺めていました。



結局本選びも、家内まかせで何も選んでいませんが、大人でも手にとってじっくり読んでみたい微生物の話や天体のお話、海外の童話まで紙の媒体も捨てがたいなあと、普段スマホで文字をおっかけている身として感じました。最近子供と英語の歌を練習したりしながら教育パパになる希望をもっています、、、がはてさて三日坊主で続くかしら?





5月も半ばをすぎ、近所の田んぼにもカエルの声が響き始めました。

ここで一句


 孫背負い 畔道歩く 田植え後




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春はあけぼの

桜も長く楽しめましたね、こんにちは小僧です。


 お山では、お彼岸あけに降った雪は60センチにものぼり、春が遠くなると思っていました。毎年楽しみにしている桜も今年は寒さが続いたおかげ?で中旬くらいまで十分楽しめました、、、、といってもお山にいたのでほとんど見れていないのですがね。お山の生活は日の出が中心、現在の起床時間は4:30です。眠い目をこすりながらお勤めの時間になるのですが、お経をあげていると自然と体の中から目が覚めていきます。そしてすがすがしい気分になります。まさに枕草子にあるように「春はあけぼの」 夜が明けてゆく頃がなんともいえない美しさ、清浄な空気がありますね。



息子が2月に歩き始めてより、今に至るまでひたすら泣いています。泣くのが仕事?とはいえ四六時中泣いているような錯覚になり、気持ちもなんとなく落ち着きません。おかあちゃん大好きっこなのでおいらがお山にいっていてもそれほど影響はなさそうです。それでも久しぶりにかえってくると笑顔で歩み寄ってくるのがなんともいじらしいものです。現在は家内の教育に対する気持ちが非常に高ぶってきて今後のしつけや勉強についての活発な意見交換が夫婦で行われています。元気で育てばいいや、、、、と思うものの、立てるようになり、歩けるようになり、話せるようになり、とどんどんできることが広がっていくと親の欲、期待もどんどん膨れ上がっていくように思います。もっと賢くなってほしい、もっと早く走れるようになってほしい、と願う親の気持ちを少し体感しております。若いころは大きく夢を見てどんどん目標に向かって躓きながら走っていくのが若人ということでしょう、私も子供たちと一緒に成長していきたいとまた強く願うようになりました。またお山には最近国外のお客さんも増えてきており、色々な場面で英語を使う機会も増えてきました。また英語の勉強も始めていきます!



家のほうも基礎工事が完成して、あ!っというまに柱が立ち屋根がのりとこちらも順調に進んでいます。それにしても家ってこんなに早くたつものかと驚くばかりですね。子供のころにかんなで削って、墨うちをしてなどと子供心をくすぐるようないろんな道具があったものですが、二日で骨組みができてしまうとは、、、、、AI(人工知能)にとってかわられる仕事が今後ますます増えていくそうですが、家もロボットが建てる日がきたりして?



最近高校の同級生にあったときのことです。彼は陸上部で一緒に汗を流した仲間です。その彼がシニアの大会にエントリーしていることを知り、挑戦してるね、かっこいいねと話しました。また彼は遊びも一生懸命で家族も大切にしています。そうしたことをSNSで拝見して知っていたので、「よく挑戦し、よく遊び、人生楽しんでいるね!」と声をかけました。すると彼は想像していなかった言葉を返してきました。「おふくろを去年なくし、人生後悔しないように生きる、挑戦していくことに決めた」と。彼の顔には高校時代の優しいおもかげから経営者としての覚悟と自信がのぞいていました。「しっかり遊ぶのは、逆にいえばしっかり仕事をしたから。だから人生挑戦していくこと、後悔しないためにはやりきって生きていくことが大事だと思う」と。うん、彼に勇気づけられ教えられました。わたしもたるんだお腹ともつれる足がありますが、またフィールドに出て風を切って走ってみたいと思いました。わたしも挑戦していこう!










プロフィール

Tiger

Author:Tiger
山梨県南部町在住
妙久寺副住職 
駆け出しの小僧さん 

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